繊維に関わる資格

繊維に関する資格は数少ないです。下記に挙げたもの以外により専門性が高い、編物、着物、洋裁、和裁、色彩、技術士などが存在しますが、今回は省いてあります。

繊維製品品質管理士(TES)

日本衣料管理協会が認定する資格で、Textiles Evaluation Specialist、略してTES(テス)といいます。民間資格ですが、歴史は昭和56年度と長く、繊維に関して最も信頼のおける資格かと思います。目指すのであればまずはこちらの資格一択でいいでしょう。TESは品質管理士の名の通り繊維製品の品質に関して、問われますが、繊維そのものの基礎知識に加えて、生地から縫製も含めた製造について、さらに繊維製品の流通について問われるなど、かなり広い範囲におよぶものです。本ホームページにかかれている内容をおおよそ理解していなければ取得は難しいと思います。専門学校や大学で繊維について学ぶ、もしくは仕事である程度の経験と知識があったうえでその他の知識も満遍なく習得すれば、合格できるでしょう。0からの場合はなかなか大変かと思いますので、本ホームページも活用しながら、頑張ってみてください。

衣料管理士(TA)

こちらも日本衣料管理協会が認定する資格で、Textiles Advisor、略してTAと言います。昭和48 年3月からスタートしており、歴史はTESより長いです。素材や生産・流通・消費などの分野について問われ、TES同様幅広いですが、こちらの方がファッション業界寄りと思われます。こちらがメジャーではない理由が、認定校に行かないと取得できないからです。認定されている大学は1級が14校、2級が19校しかありません。所要の科目を履修すれば取得できる資格です。

繊維テキスタイル認定資格 

繊維テキスタイル認定資格 は一般社団法人ファッション産業技術継承協会がおこなっているようです。令和元年7月からスタートしたようなので歴史が浅いです。まずはTESの合格をめざし、余裕があればこちらも挑戦するのが良いと思います。3級・2級・1級があるそうなので少しずつステップアップしていくといいですね。

まとめ

まずは信頼性が高い「繊維製品品質管理士」を目指すのが良いかと思います。もちろん自分が従事しているもしくは目指す仕事内容に特化した資格をとることも重要です。たとえば、編物、着物、洋裁、和裁、色彩、技術士などに関する資格があります。専門分野で活躍していきたい場合はこちらもチャレンジしましょう。

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